「百聞は一見に如かず」ということで、今年は自分の確定申告をあえてスマホで完結させてみました。
普段はPCで専用ソフトを使い慣れている税理士の私が、一般の納税者の方と同じ目線でスマホ申告に挑んでみた感想をお伝えします。
今回の申告内容
現在、私は会社員(勤務税理士)として働いているため、申告内容は比較的シンプルです。
・給与所得
・ふるさと納税(寄附金控除)
・生命保険料控除
「これなら一瞬で終わるだろう」と高を括っていたのですが、実際には意外な伏兵が潜んでいました…。
結論:操作は「楽」、準備は「苦」!
スマホ申告を終えての率直な感想は、
「基本的には楽チン!でも、データを集めるまでがめちゃくちゃイライラする!」
というものでした。
1. 国税庁のUI(操作感)は合格点!
一度「確定申告書等作成コーナー」に入ってしまえば、あとは画面の指示に従ってポチポチと進めるだけ。
UI(操作画面)もかなり洗練されていて、国税庁の「スマホ申告を普及させたい!」という本気度を感じました。ここは素直に「国税庁、頑張っているな」という印象です。
2. 最大の壁は「マイナポータル連携」
問題は、各社(ふるさと納税サイトや保険会社)のデータを集めるプロセスです。
e-Taxで自動連携するためには、各社のサイトで事前に申請や連携設定をしなければなりません。
「連携用の設定画面がどこにあるのか分からない」
「パスワードを忘れて再発行のループ」
「サイト間を何周もグルグル回らされる」
といった事態が発生したのはモチロンですが…、もう一つ事前に知っておいたほうがいいポイントがありました。
国税庁の解説ページがわかりやすかったので、リンクを貼ります。

上図(黄色線)のように、民間サイトからマイナポータルの連携は直接できるわけれはなく、「民間伝送サービス」が間に入ります!
この辺の各社のサイト仕様がバラバラなため、申告書を作る前の「準備段階」でかなりの時間をロスしてしまいました。なんせ一年に一回のことですしね。
ただ、この仕組みさえ覚えておけば検索等のやり様はあるのかな、と思いました。
まとめ:税理士からのアドバイス
スマホ申告をスムーズに終わらせるコツは、「まず全ての各社連携設定を終わらせておくこと」に尽きます。
準備さえ整えば、あとは多少ポチポチすれば申告できる時代になったのは間違いありません。
ただ今回はシンプルな内容でしたが、副業がある方や医療費控除がある方は、より事前準備の重要性が増します。
「自分にできるかな?」と不安な方も、データの事前準備さえクリアすれば、今のスマホ申告は難しくはないと思います!
今年の申告は2026/3/16㈪までです。期限内に申告しましょう!


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